噛みあわせ(口腔の機能)について

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噛みあわせ(口腔の機能)について

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咀嚼器官とは

咀嚼器官とは私たちの「噛みあわせ」について考える場合、「歯」のことだけに着目しても、口腔全体を通して考えなければ理解することはできません。

そこで、歯、歯を支えている歯周組織(歯肉や歯槽骨)、神経筋機構(顎を動かすときに使う神経と筋肉)や顎関節(顎を動かすときの中心)を咀嚼器官と呼び、これら全体をひとつのシステムとして考えてみる必要があります。

咀嚼器官の機能と機能障害について

ではその咀嚼器官とは「何のために」あるのでしょうか
下図のように、咀嚼器官は咀嚼・発音・呼吸・嚥下・審美・姿勢維持・ストレス発散などのさまざまな機能があり、しかも私たちが生きていくために最も基本的な機能が営まれていることがわかります。

咀嚼

咀嚼咀嚼は食べ物を口に入れてから噛みくだいて、唾液中にある消化酵素(唾液アミラーゼ)と混ざるように食べ物の表面積をふやす役割があるのです。
その咀嚼がうまくできなくなると、胃の負担が増え胃腸障害をおこすのです。

発音

発音歯列の内側に歯がある人の場合、発音する際にその歯が舌の運動の邪魔となり非常に聞き取りづらい発音になります。また開咬※1の人が発音する時、どうしても息が漏れやすく、人によっては舌を前歯の部分に入れて話す癖があるため、舌足らずな発音になりやすいことがあります。

呼吸

呼吸最近、口呼吸が話題となっており、それが免疫力低下につながるといわれています。そして常に口で呼吸をするので、口腔内乾燥症(ドライマウス)や、虫歯になりやすいことにもつながります。特に開咬の人は口呼吸になりやすく、またお口の周囲の筋肉が弱っていて、お口をきちんと閉じることができない方も同様に、口呼吸になりやすいのです。
最近では、睡眠時無呼吸症候群との関係も指摘されています。おもに肥満が原因とされていますが、下顎が後方偏位していることや、舌の沈下、または顎の周りの筋肉が弱くなることなども、一時的に気道を閉塞させる原因があるといわれています。

嚥下(えんげ)

嚥下(えんげ)食べ物などを飲み込むことを嚥下(えんげ)といいます。
嚥下をするときには、上下の歯を接触させて、飲み込みます。
これは、下顎を固定して舌を持ちあげる筋肉を使って飲み込んでいるのです。
この筋肉が劣るために、うまく飲み込めなくなることを摂食嚥下機能障害といいます。

審美

顔の歪み左右の歯の噛み合わせの高さが違う場合、通常下顎は噛み合わせの低い方に偏位します。その時、上顎と下顎をつないでいる筋肉(顎を動かす時に使う筋肉)の左右の長さに違いが出てきます。それが顔の表情をつくる筋肉(表情筋)にまで影響を及ぼし、顔の歪み顔貌の左右非対称になってしまうのです。

姿勢維持

筋肉の凝りや痛み下顎が噛み合わせの低い方に偏位すると、頭の位置が、その偏位している側に傾いてきます。そして、その傾いた頭の位置をなるべく維持しようとするため、全身の筋肉の左右差がでてしまい、全身の姿勢にも影響がでてくるのです。そして、全身の筋肉は何とか倒れないように、筋肉が緊張して身体を支えるため、筋肉の凝りや痛みの症状が出てくるのです。

ストレス発散

歯ぎしり・くいしばり歯ぎしり・くいしばりをすることによって、ストレスを発散させているという役割があることが、最近の研究によって明らかになってきました。
しかし、かみあわせの問題がある場合には、歯の咬耗や歯の破折、歯周病、顎関節症や精神・心理的な問題をひきおこしており、現在多くの方を悩ませているのです。

※開咬とは

開咬

開咬とは、臼歯が噛んでいるのに、前歯がかみ合っていない噛み合わせの状態のことです。ちなみに開咬の人の場合、臼歯部でしか歯は接触していないため、その部分にかかる力の負担が大きく、歯周病になる可能性が大きいのです。

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